順心淡路病院 順心会グループ

  1. 順心淡路病院ホーム
  2. 当院について
  3. ごあいさつ

ごあいさつ

院長 ごあいさつ

 淡路島には高齢者~超高齢者が多く、ここ淡路市も同様で所謂「2025年問題」が既に起きていると言われています。私たちの病院は療養112床、一般60床(地域包括ケア病床40床)のケアミックス病院ですが、患者さんの平均年齢は86.7歳と超高齢で入院の契機としても高齢者に特徴的な肺炎・骨折が約70%と大多数を占めています。当院では理念・基本方針でもある「地域密着型医療」・「断らない救急医療」・「在宅復帰を実現する充実したリハビリテーションの提供」の実現のため以下の事を実践しております。
1)高齢者のADL、引いては生命予後を著しく低下させる大腿骨頸部骨折や脊椎圧迫骨折の原因となる「骨粗鬆対策」にリエゾンマネージャーを育成するなど力を入れています。
2)昨年4月に「電子カルテ」を導入し全職員が同時に患者さんの情報を共有することが出来るようになりました。また平成30年2月に「日立64列マルチスライスCT」を導入して救急患者さんが来院した際には瞬時に頭から胸部~骨盤腔まで精査して診断を下すことが出来ます。
3)隔週で「減薬検討会議」を医師・看護師・薬剤師参加で開催しポリファーマシーの患者さんを5剤以下にするべく取り組んでおります。
4)常勤STが3名で患者さんに嚥下評価・嚥下訓練を施行して常に「食事形態を上げる試み」をして、患者さんに満足をして頂ける様に努力しています。
5)7月より「訪問看護ステーション」を病院ロビー内に移設し病院との連携をさらに密にして、在宅患者さんのニーズに合った「訪問看護」・「訪問リハビリテーション」をしていきます。
6)8月より5床を「開放病床」に設定し地元の診療所の医師が紹介した患者さんを「開放病床」で共同指導できるようにしました。
 このシステムによって患者さんはかかりつけの先生に当院入院前・入院中・退院後も切れ目なく診て頂けるというメリットがあります。 当院では患者様に急性期~回復期~慢性期~在宅においてシームレスで良質な医療・介護を提供していきます。その際患者さんや御家族の相談には「地域連携室」が当たらせていただき最善の提案をさせて頂いております。この様に今後も順心淡路病院では職員一同一致団結して患者さんの「治療・リハビリ・自宅復帰」に向けて努力していく所存でございます。又対外的には
1)淡路医師会が2018年2月1日にオープンした「医療・介護・福祉連携支援センター」に対する全面的バックアップ、
2)淡路市が積極的に取り組んでいる若い人たちが定住したくなる街作り・お年寄りが暮らし易く生き甲斐の持てる街作り計画、
3)関西看護医療大学の「セラピーアイランド淡路島」計画にも賛同し協力していきたいと考えております。

院長 松井 祥治(まつい しょうじ)

看護部長 ごあいさつ

 順心淡路病院看護部は、「笑顔と思いやりのこころ」を合言葉に、高い倫理観をもち、根拠に基づいた質の高い看護実践の提供を目指しています。病院の理念・基本方針に基づき、医療・看護・介護を提供するとともに、高齢化社会における地域住民のニーズに寄り添い、ご希望に添えるよう努めてまいります。 また、多様な働き方を取り入れながら、ワークライフハーモニーの実現と働き続けられる職場づくりに取り組んでいます。

認定看護管理者 看護部長 濵田 啓子(はまだ けいこ)

社会医療法人社団 順心会グループ