脳動脈瘤とは

院 長     潤  井    誠 司 郎
(うるい せいしろう)

 

 脳動脈瘤とは脳の太い血管の一部が風船状に膨らんだ状態で、日本人の100人に2~5人の割合で有していると言われています。仮に脳動脈瘤を持っていても何ら問題なく一生を過ごされる方が多いのですが、ある日突然何の前ぶれもなく破れるとくも膜下出血となり半数の方は亡くなり社会復帰できる方はわずか1〜2割しかないという怖いものです。一昔前までは破れてから発見されることがほとんどでしたが、最近ではMRIの進歩や脳ドックの普及などにより破れる前に発見され治療をご希望される患者さんが多くなってきました。

  写真左から Angio左内頸動脈瘤、 CTA右前大脳動脈瘤、 MRA右内頸動脈瘤

 

 

 

 

 

 

8月19日(月)から脳ドックを開設いたしました。

【脳ドックとは】
 癌・心臓病と共に脳血管障害は、三大成 人病といわれ、予防治療が進められてきましが、死亡率は低下したとはいえ、高齢社会になるに従って発病数はまだまだ多く、寝たきり認知症などが大きな社会問題であり、完全な予防策がないのが現状です。そこでMRI等の検査機器を用い脳の健康診断を行い病気を発病する前に発見する『脳ドック』が全国で実施されております。当院も2012年10月に最新機器を導入し、この度『脳ドック』を始めました。

 

○費用等・その他
 ・定  員 1日2名
 ・費  用 Aコース(簡易) 22,000円
       Bコース(標準) 38,000円
 ・所要時間 3時間〜半日
 ・ドック中の駐車場無料
 ・ドック中(検査の合間等は)当院、ドック室にておくつろぎいただきます。

○お申込みに関して

・月曜日〜金曜日 AM 9:00〜PM 5:00の間に電話にて〈TEL(079)437-3555〉に御連絡ください。後日当院担当者より御連絡いたします。

 

   

 

花火大会鑑賞会

順心病院の食堂を開放し「花火大会鑑賞会」が開催されました。員の家族も参加し、加古川河川から打ち上げられた花火を楽しみました。

開催日時:2013年8/4(日) 18:30〜

たんぽぽ保育園

小紫 薫

6階病棟 看護師

 

 私は、たんぽぽ保育園を、1人目の育休明けより3年間程利用、現在も2人目の育休明けより利用し ています。1人目を、初めて預ける時に、保育士さんから、「お母さん、一緒に子育て頑張りましょう」と言われた言葉が,凄く心強かったのを、今でもはっきり覚えてます。1人目は、人見知り、場所見知りも激しく、初日はもちろんのこと、半年近く、毎日大泣きしている我が子を、先生達は、嫌な顔せず、「おはよう、お母さんいってらしゃい。」とスッと私から抱き上げて、心地よく送り出してくれました。私は我が子の、大声えで泣く声をBGMに仕事場へ行っていた事を 覚えてます。2人目は、現在、仕事の時はほぼ毎日のように、お世話になっています。毎日、家での様子をノートに記入して、先生に預 けます。仕事が終わって迎えに行くと、今日あった事を,先生が教えてくれます。ノートにも、記入してくれてますので、1日の、様子がよくわかります。毎月体重、身長測定もしてくれたり、毎月お誕生日会、季節事の、行事などもあります。また、年に1回バス遠足もあります。 病児保育もあり、本当に至れり尽くせりしてくれて、働くお母さんの、大きな味方に、なってくれています。本当なら、外部の幼稚園や保育園に行くまで自分の側で働かずに…と思った事もあります。早く預ける事で寂しい思いをさせてる、かわいそうとも思ったし、周りからも言われたりもしました。でも、先生達は、母親以上に愛情を持って、寂しくない様に、母親が安心して働ける様に子供達に、接して下さってることに感謝してます。


上長恵里

6階病棟 看護師

 

 たんぽぽ保育園の魅力は、新しくきれいな園舎はもちろんですが何よりも優しくて頼れる先生方だと思います。毎朝園の玄関で出迎えてくださる先生方の姿を見つけると子どもは大喜びで駆け込んでいきます。そして今日の出来事や、子どもの様子が連絡帳には詳しく書いてあり、先生のコメントを読むのが毎日の楽しみです。保育園ではたくさんのお友達ができ、子ども同士の関係の中から色んなことを学びとっているようです。最初、こんな小さいうちから預けるのは可哀想かなと少し思いました。でも、子どものとびきり楽しそうな顔をみるとそんな心配は吹き飛びました。寝言で「せんせ〜だ〜いすき」とつぶやくわが子、にやけながらちょっぴりやきもちです。